2014年10月20日月曜日

鵜足津福祉会報『ほのぼの』(11月号)より

当法人発行の会報『ほのぼの』(11月号)より健康寿命に関する記事を紹介します。
福祉時報「敬老の日(平均寿命と健康寿命)」

敬老の日は、「多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを趣旨としています。起源は1947年(昭和22年)に兵庫県多可郡野間谷村の村長が、「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて村づくりをしよう」と、農閑期に当たり気候も良い9月中旬の15日を「としよりの日」と定め、提唱し、全国に広がったとされています。

近年、日本は超高齢時代を迎え、その平均寿命は毎年のように過去最高を更新しています。が、平均寿命がいくら高くなっても、元気でなければ生活の質は保てません。この生活の質に重点を置き、考えられた言葉が「健康寿命」です。健康寿命とは、「日常的に介護を必要とせず、自立した生活ができる期間」(厚生労働省)のことです。この期間が少しでも長くなるように、介護予防や高齢者を対象としたフィットネスなどあらゆる対策が取られていますが、根本にあるものは、私たちが寄り添い、協力・支援していくことだと思います。

また、協力・支援していくためにはお年寄りの生きていくための知恵が必要不可欠となります。お互いが助け合い、健康寿命は延びていくのではないでしょうか。

どんな形であれ「長年の経験」は、それに勝るものはありません。お年寄りと関わることは、経験と知恵をたくさん教えてもらえる絶好の場であり、これから生きていく糧となり、そこに初めて「敬愛する心」が芽生えるのだと思います。

日々、慌ただしく過ごしている私たちですが、少し立ち止まり、仕事外で、お年寄りの話をじっくり聞いてみてはいかがでしょうか。そうすると、敬老の日が「おめでとう」から「ありがとう」に変わるのではないでしょうか。

鵜足津福祉会報『ほのぼの』(11月号)より抜粋