2014年11月14日金曜日

賢い選択(Choosing Wisely)

アメリカ内科委員会(ABIM: American Board of Internal Medicine)という非営利組織が中心となって、「賢い選択(Choosing Wisely)」という活動に取り組んでいます。

この活動は、無駄な医療(検査、診療)を排除し、科学的に立証された医療を推進しようとするものです。

そのホームページを覗いてみると、様々な分野において(現段階では)有効性が客観的に証明されておらず不必要とされる検査や医療行為が列挙されています。

高齢者医療に関して一例を挙げると、

  • 認知症が進んだ人に経皮的栄養(胃ろう)はしてはならない
  • 高齢者にコレステロール値を下げる薬を日常的に処方してはならない
  • etc.

とあります(参照ページ)。

同委員会がこうした活動を推進するのはアメリカの医療界特有の事情があるのは確かですが、それを割り引いても医療費増加に悩む先進国(日本も含む)には興味深い内容でしょう。